一般的な仕事と同じように、IT業界でも現職と同じ職種で転職をすることがよくある。
多くは収入面や勤務時間、会社に対する考え方の問題から転職を考えるが、これまでにやってきた仕事と同じ職種であれば即戦力になり得るし、待遇の向上も可能になるだろう。
新しい会社に入るには当然、書類選考や面接を経て採用されなければならないが、新卒や異職種への応募とは内容が異なる。
転職を考える方は毎日の仕事の流れや注意するべきポイントを熟知しているはずだ。
さらに、これまでのスキルをほぼそのまま生かせる求人を選んでいるだろう。
面接に対して自信が無いという人は多いが、入社後に行う仕事へのイメージはできているし、能力を生かせるポイントも自分なりにわかっている。
あとはそれを自分の言葉で、客観的根拠を持って説明するだけなのである。
多くの場合は落とすための面接ではなく、採用することを前提とし、人となりを知るための面接として行われている。
もちろん何ができるか、どんなことに強みがあるかをわかってもらう必要はあるだろう。
どうしても自信を持てない人は自己分析をより細かく行うと良い。
具体的に何ができるかを考えるほど話の引き出しは多くなり、面接時に非常に役に立つものだ。
新卒社会人のような、人生の展望や一風変わった質問のことは考えなくて良いだろう。
実務者の採用にそのようなことは求められていない。
あまり気負うことなく、自信を持って取り組むことが良い結果に繋がる。
積極的に自分をアピールするのが苦手という方は、面接時の心構えを教えてくれるこちらのサイトなどで早めに対策を練っておこう。